第21回武蔵野美術大学地域フォーラム「アート&デザイン2015埼玉」
主催:武蔵野美術大学校友会/武蔵野美術大学校友会埼玉支部
2015年7月4日(土)川越スカラ座
2015年7月4日(土)に行われた、「アート&デザイン2015埼玉」のダイジェスト写真です。
当日は全員が一丸となり、大変素晴らしいイベントにすることができました。
とりあえず当日の写真(イベント後の懇親パーティ含め)をアップしてみましたが、
少しでも雰囲気がお伝えできたでしょうか…?
これからも少しずつ追加で裏話などを載せて行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
A&D2015埼玉 裏話はこちらをどうぞ
アート&デザイン2015埼玉のメインテーマ
アート武蔵野——埼玉からアートを考える———
武蔵野台地の東北端に位置する川越を舞台に、武蔵野の風土から生まれたアート・デザイン・建築を探るアート武蔵野。武蔵美の源流と現在を考察する。
【プログラム】
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●第一部 講演・シンポジウム
会場:川越スカラ座 14:00〜16:30
※受付13:30より 入場無料・予約不要
—はじめに
川越スカラ座にようこそ … 丸亀敏邦(本学評議員/校友会埼玉支部会員)
◆講演
大学教育の現場から、川越という都市を考える … 源愛日児
歴史的町並みを現代に生かす試み … 荒牧澄多
◆シンポジウム
地域とアート・ものつくり …… 小野寺優元
アートプロジェクトの今 …… 松永康・源愛日児・荒牧澄多・青山恭之
コーディネーター:青山恭之(建築家/埼玉支部副支部長)
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●第二部 川越アート散歩
川越スカラ座を午後5時頃スタート・蓮馨寺ゴール
※受付:当日スカラ座にて1:00より先着順・定員になり次第終了
◆近代建築コース
小野寺優元・青山恭之 両氏をコースガイドに迎え、実際の建物を回りながら近代建築についてのお話を伺います。建築に興味のある方はもちろん、「将来は建築家になりたい…」「美大の建築科ってどんなところ?」という、未来の建築家や美大生も大歓迎!現場の生の声を聞けるまたとない機会です。ぜひご参加ください。
◆蔵造りコース
荒牧澄多氏ほか全3名のNPO法人蔵の会の方々をコースガイドに迎え、小江戸のまちを巡りながら、普通のガイドブックには載っていない・知ることができない貴重なお話を伺うことができるコース。昨年大好評だった「川越まち歩きの会」のパワーアップ版です。前回参加できなかった方もぜひご参加ください。
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◎アート散歩のゴールにスペシャルなサプライズが?!
アート&デザイン当日、アート散歩のゴール「蓮馨寺(れんけいじ)」の境内に
スペシャルな○○がやってきます!お子さんたち必見です!
何がやってくるのかは…当日のお楽しみ。
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講師プロフィール
源 愛日児(みなもと あいひこ)
:建築家・武蔵野美術大学教授・工学博士
1951年京都府生まれ。東京大学大学院工学系研究科 建築学専攻。専門は日本の歴史的木造建築の接合技法(継手仕口)・架構形式・建築用語など構法史の研究。代表的著書に『飛騨古川町タウントレイル2』『木造軸組構法の近代化』『中村達太郎 日本建築辞彙[新訂]』(共著・編著)がある。
川越については、都市の歴史的変容を設計方法と捉える視点から「歴史的地区の保存と活用」など、度々 本学建築学科学生の課題に取り上げてきた。学生の成果は『ランドスケープデザイン』44号などに紹介されている。
荒牧 澄多(あらまき すみかず)
:NPO法人 川越蔵の会・川越市行政職員
1956年埼玉県川越市生まれ。東京都立大学工学部建築工学科・同学大学院修了後、川越市役所に勤務。NPO法人蔵の会に設立当初から関わりをもつ。現在 同会会員。NPO法人全国町並み保存連盟常任理事。アルテクルブ会員。川越織物市場の会会員。現在は川越市立博物館職員として、公私ともに川越の町並み・まちづくりに積極的にコミットしている。
小野寺 優元(おのでら ゆうげん)
:彫刻家・川口市立アートギャラリー「アトリア」芸術監督
・東京造形大学非常勤講師
1950年生まれ。東京造形大学造形学部美術学科卒業後、同大学彫刻研究室に在籍。1994年広島まちづくりデザイン賞・1995年福生市彫刻コンクール優秀賞受賞。そのほか数々の作品を発表し国内外で高い評価を受ける。
現在はモニュメント制作・アートイベントを中心に活動。埼玉県内のまちづくりにも参画しており、川越市内でもその作品を見ることができる。「アトリア」芸術監督として、地域に根差すアートを紹介している。
松永 康(まつなが こう)
:NPO法人コンテンポラリーアートジャパン理事
・武蔵野美術大学非常勤講師
1957年埼玉県加須市生まれ。武蔵野美術大学造形学部
油絵学科卒業。1982年〜02年埼玉県立近代美術館勤務。その後、国際芸術センター青森職員・井ART画廊(上海)芸術監督・横浜美術短期大学非常勤講師を務め現在に至る。埼玉県内で行われるアートイベントを繋ぐ試みとして「さいたま美術展〈創発〉プロジェクト」を開始。川越では「蔵と現代美術」のコーディネートを行うなど、地域と美術のあり方を問い続けている。
青山 恭之(あおやま やすゆき)
:建築家・アトリエリング一級建築士事務所代表・校友会埼玉支部副支部長
1983年武蔵野美術大学大学院 造形研究科デザイン専攻建築コース修了。ものつくり大学非常勤講師・神楽坂建築塾講師・SMF(Saitama Muse Forum)運営委員を務めるかたわら、うらわ建築塾代表として2007年から地域の建築に関する公開講座の開催・古民家を実測しての報告書の作成・勉強会や出前講座・埼玉県立近代美術館のSMF(Saitama Muse Forum)と連携してのまち歩きやアートマップ作成などを行っている。